アマルフィ、世界遺産ポンペイ、ナポリ – イタリア旅行記(2010.11.16)
- 2010年11月24日
- 雑談
アマルフィの朝は、雨になってしまいました。この日、一日雨…昼からはポンペイを歩くので、とても不安…
まずは、アマルフィを散策します。アマルフィも田舎なので、地元の人たちも観光客のお財布を狙うというよりも、親しみやすそうな雰囲気をもっていました。おみやげ屋さんもとてもたくさん。小さい古くからやってる、親切な人ばかり。革製品の職人がいるお店が隠れているらしく、ツアーの仲間の人がゲットしていましたw この隠れた名店を見つけられた人はラッキーですね。安くてちゃんとした革製品が手に入れられるでしょう。
この日は、雨なので、カメラはiPhoneで行くことにしました。アマルフィのドゥオモの見学をしました。
どこのドゥオモにも、彫刻や絵画などがたくさん飾られています。文字が読めない人たちにも教えを伝えるには、こういった目で理解できるもので教えていたそうです。
アマルフィでの散策の後、またあのクネクネクネクネ~道を小さいバスで移動し、大きな道に出てから、大きなバスに乗り換えました。アマルフィから1時間半くらいのドライブです。イタリアの山の中のカラフルな家々を眺めて、日本でこんな家にしたら、違和感がアリアリかな。他の家もみんなオシャレだからマッチするのかもしれないからね。見てきた建物は、都会の中でも田舎でも、新築ではなく、直して使っている頑丈な建物ばかりでした。
さぁ、ポンペイに着きました。ポンペイの目の前の大きなレストランで食事。海の幸のリゾット。ここでも、赤ワインフルボトル(10ユーロ 安い!)
またナポリの伝統的なお菓子「ババ」。キノコの形のスポンジに、甘いラム酒がタップリ。
ついに、ポンペイに入場です!ポンペイは、ローマ帝国時代に、栄えた都市です。近くのベスビオ火山の噴火による火砕流で地中に埋もれてしまいましたが、18世紀になって発掘されました。6メートルにも及ぶ火砕流と火山灰が積っていたおかげで、都市の大部分が残りました。壁に描かれた絵も今なお色彩豊かに残っているのです。
雨の中のポンペイは大変!だって、すっごい広いし、すっごい面白いんですもの!
2000年近くも昔の文化の本物そのまま見ることができたり、火砕流に襲われて巻き込まれて亡くなった人や犬の型が残っていて、それに石膏を流し込んで復元したものが展示されていたり(←これは、かなりリアルに表情まで見ることができ、ショッキング)、途中に遺跡の一部を利用したきれいなお土産やさんやピッツェリアもあって、一日見ていても楽しめる世界遺産です。
さぁ、次はナポリの夜景w ナポリと言えば、「オー・ソレ・ミオ(O sole mio)」「帰れソレントへ(Torna a Surriento)」などのカンツォーネを思い浮かべますが、実際は「人口過密」と「ゴミ問題」、「交通渋滞」、「治安が悪い」など多くの問題を抱えた居心地の悪い都市でしたw 私たちはナポリの夜景をチラっと見て、ホテルに泊まっただけで、一瞬通り過ぎた程度でよかったけど、ナポリを一日観光するなんてツアーがあったら、怖くてぜったい行けない。ナポリの王宮などの方へ行くならいいけど、都市部はオススメできません。
土地が足りないからでしょうか、道端にガソリンスタンドがあります。ちゃんと二人も店員がいました。
卵城 基礎の中に卵が入っているんだって。添乗員さんがしきりに「タマゴジョウ」って連呼するから、タマゴっていうナポリ語があるのかと思っていたら、本当に「卵」でしたw
夜景?ナポリの夜景かぁ…うーん。まぁこれでよし。昼間、ポンペイで雨に打たれたせいで、寒かったなぁ。
ナポリのホテルは、「ホリデイ・イン」というビジネスホテル。今までのホテルよりもずっと過ごしやすいアメリカンタイプのビジネスホテルでした。飴やリンゴが置いてあったので、もらってきました。荷物を置いて、夕食にでかけました。この日は中華料理。そろそろイタリアンに飽きてきたころだろうということでツアーで組んでありました。チャーハンがおいしかった。だけど、中華の方が、逆に油が重かったかも。
再度ホテルに戻ってから、切手を探してウロウロ。PM8時ちょっと過ぎ。店がすべて終わっています。
お水も買いたいのに…コンビニなんてありませんから、ホテルのバールで「ウーノ アックア・ミネラーレ・ナトゥラーレ グランデ ペル・フォヴォーレ」と注文。「ひとつ ガスなしのミネラルウォーター ください」が直訳かな。
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