正しいコーディングの重要性
- 2008年9月11日
- WEB
ホームページを作る人ならご存知のHTML
「Hyper Text Markup Language」の略称です。
このHTMLという言語を使って、内容を正しく意味づけしてあげることが正しいコーディングといえます。
論文などの内容を見出しなのか段落なのかリストなのか とMarkup(意味づけ)をして、見やすく表示することが可能となる文書をつくり、インターネットを介して配信するというのが、ホームページ制作の原点なのです。
現在では、この正しいコーディングこそがSEO(Search Engine Optimization=検索エンジン最適化)に大きく役立つものとなりました。それは、「重要な(伝えたい)ことがわかりやすい文書は、いい文書」ということになるからです。
検索エンジンも「このページは何が伝えたいのかな?」ということをMarkで判断するわけです。
つまり「タイトル」や「概要」や「見出し」や「参照(もっと詳しく伝えたい意味)」の部分を「伝えたいこと」と判断するわけです。
しかし、ただ乱雑に並べられた文書は、検索エンジンからも見づらい文書となってしまうので、後回し(ちょっと表現ちがうけど)…になってしまうわけですね。
また、注意しなければならないこととして、「重要とされるMark(要素)が異常に並べられている」などの「検索結果上位を狙う=スパム」を検索エンジンは警戒していますので、そういった面でも正しいコーディングが重要となるわけです。
(一度スパムとされてしまうと、戻るのにすごく苦労するらしいですよ。)
また、HTMLというすばらしい言語やインターネットの仕組みを取り仕切る「W3C」という団体があります。
新たなHTMLのルールをつくったり、正しいコーディングを勧めています。
以前までは、表示したときのデザインもHTMLの中に書き込むのが主流でしたが、現在では、「HTMLは文書、構造であるとし、デザインはCSSを利用しHTMLにデザイン的な要素は含まないようにしよう」とW3Cが勧告しています。
もちろんそれはSEO的にも大変重要なことで、「検索エンジンはHTMLをみる」ので、余分なこと(デザイン的な要素)が書かれているとその分、伝わりにくくなるわけです。
やはり、ホームページを作る=人へのアピールであるわけですから、たくさんの人の目に触れ、役立つ情報を共有したい。
そのためには検索エンジンに最適なコーディング=正しいコーディングをしなければなりません。
SEOとして、正しいコーディング以外にもしなければならないことはたくさんありますが、なによりも先にすべきなのは、「魅力あるコンテンツであること」なんですけどね。
せっかく魅力的なコンテンツをつくるのであれば、検索エンジンに最適な正しいコーディングをして、より人の目に触れるようにしましょう。
また良い内容であれば、自然と他のサイトからリンクされるようになります。それは「他のサイトから推薦されている」ということになり、つまりは検索エンジンから見ると「良いサイトみたいだね」とランクが上がるわけです。
ということで私も魅力あるコンテンツ、役立つコンテンツ作りもがんばっていこうと思っています。